海の音を聴いたり、
虫の歩く音や風の音を聴く時、
人工物の音楽での表現は、自然音には叶わない部分があるなあと痛感する。

自然音なら24時間365日聴き続けられるのに、
音楽は気持ちにすごく左右される。

聴くのも、演奏するのも、気持ちにすごく左右される。
わざわざ自然音を聴く為に、時間とお金をかけて行きたくなる時がある。

不自然な人工物に囲まれた住まいで、
バリバリの電子楽器に囲まれた部屋で、
毎日毎日音楽をやっていて、
私はコレでいいんだろうかと思う事がある。

結局音楽だけでなく、
何事に置いても人間なんて愚かで、
個人では何も出来ないのに、
なぜこんなに増えて、
何の為に進化してるんだろうと言うところまで考えが行ってしまう。

曲を作る作業は、自己分析以外の何物でもない。

「この曲を自分の中から外へ出す意味は何だろう」
「こんな進行じゃだめだと思う」
「こんなメロディーは他の誰かでも書ける」
「自分の中の音と、実際に鳴った音が違う」
「どうしても理想にならない VS 妥協して効率をあげる」
日々格闘しているとオカシクなりそうになる。。。(既にオカシクなってる?!)

だからたまには全く音楽を聴かない日を作る。

耳をリセット。
脳をリセット。

何も聴かず、自分に対する気持ちをリセットする。

また明日から自分に向き合おう。

ドレミファソラシドー♪